「1型糖尿病」になってからの決まり事。
ヘイチーです。
今日は「1型糖尿病」になったことで、これまでになかった日課について書いてみようと思います。
とは言ってもそんなに多くのことがあるわけではないのです。
特に僕は発症してすぐということもあり、比較的負担は軽いです。
まずは朝。
起床とともに早速やるべき事があります。
寝ぼけながらやるのですが、なかなか大切な血糖値の測定です。
これは血糖値を測定してくれる機械になります。
右にあるペンタイプのピンク色の器具を使い、針を指に刺して血を出します。
こうして指から出た血を先ほどの機械にセンサーと呼ばれるシートを差し込み、血糖値を測定してもらいます。
今朝は非常にに低くて調子も良さそうでした。
朝の血糖値は前日の夕食に摂取した糖質量によって変化します。
つまり、食事がきちんと低糖質になっていたか、自分で制限できていたか、運動等で血糖値をうまくコントロールできていたかどうかは次の食事の前に分かるということになります。
いわゆる空腹時血糖と呼ばれているものですね。
一番初めの写真にある95という数値が今朝の血糖値になります。
この数値が高いと高血糖と診断されてしまいます。
毎朝成績発表があるので、数値が良いと気分も良くなります!
ですが、数値が悪いとやはりブルーになってしまい、何が悪かったのかを朝から考えないといけません。
朝の空腹時血糖を測定したら、次に待っているのがメインイベントであるインスリン注射になります(汗)
こちらもペンタイプですね。
キャップを外し、ダイヤルを回して自分の入れるインスリンの量に合わせます。
僕は毎朝8単位入れています。
これは非常に少ない量でして、症状の重い方はこの単位も増えていき、注射の回数も増えていくそうです。
そして、お腹に針を突き刺し、ペンのお尻にあるボタンをプッシュします。
これが地味に痛いんです。
同じ場所に刺していると皮膚が硬くなってきてしまい、痛みが強くなってきます。
なので、毎日場所をズラしながら注射していきます。
ここまでが起床してすぐの動きです。
次は朝食後。
今度は飲み薬です。
この二種類を一つずつ服用します。
ここまでで、1日のやるべき事は8割方終わります。
あとは夕食後に白い方の錠剤を一つ服用します。
このような決まり事が「1型糖尿病」になってから増えてしまいました。
血糖値の測定なんかは機械を使うので、男性だと楽しみながらやれる方もいらっしゃるかと思います。僕はそのうちの一人です(笑)
なかなか知らない方も多いかと思いますので、記事にしてみました。
これらの決まり事がストレスになっている糖尿病患者さんも多いので、周りの理解があると少しは救われるかと思います。
血糖値は簡単に上がってしまうので、少し良い数値が出たからといって一喜一憂してられないんです。
なので、数値が悪くて少しガッカリしている糖尿病患者さんを見かけたら、「次は大丈夫だよ」とサポートしてあげてくださいね。
そういった意味では、僕は本当に家族に救われています。
改めて良い奥さんを貰ったなと(涙)
また、3歳の息子も小さいのに状況は分かっているみたいで、「これはパパ、食べられる?」と買い物に行くと探してくれるそうです(涙)
特に「1型糖尿病」は終わりのない闘病生活になります。
大人であれば自分で制限することも出来ますが、小さな子供だと本当に大変だと思います。
僕もこれから少しでも同じ病気で頑張っている方にサポート出来るような取り組みを考えたいと思います。